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海外の人と日本人のリーダーシップ傾向について語ったこと | 【ザ・リーダーシップ・サークル】リアクティブからクリエイティブへ
リーダーシップの旅

海外の人と日本人のリーダーシップ傾向について語ったこと

このところ、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアの方に、日本の組織や管理職、経営者のリーダーシップの傾向について話をする機会が続いた。
皆、概ね日本に対して好意的である。彼らによると日本人は、
「静かだ。
人の話をよく聴く。
礼儀正しい。
忠実だ。」

それでも、ビジネスの文脈では、残念に思われている事が共通していた。
「会議で発言しない。質問しても答えない。
自分の意見を持っていない。
会議の場では何も言わずにニコニコしているが、後で否定される。
Yesと言ったのに、実は同意していなかったことも多く、信頼していいか戸惑う。」

誤解もあると思うが、う〜ん、残念。

日本の人たちがその良さをしっかりと持ちながら世界の土俵で活躍するための課題は何だろう。
彼らと対話しながら、敢えて指摘された視点から考えてみた。

言語の問題:
指摘されたいくつかの問題は、言語によるものもある。(そもそも母国語でない言葉でコミュニケーションをとろうとする精神があるのは素晴らしい)。たとえビジネス英語ができる人でも異国語である英語を頭で理解し、さらに心で受け止めてそれを言語化してまた英語に変換するのは、ネイティブの人に比べると時間と意識のコストがかかる。
このような言葉や文化の問題は、自分の傾向を理解してさえいれば、事前に相手に伝えてコミュニケーションをデザインすることでかなり解決する。質問に対してしっかり理解し、誠実に考えたいので、沈黙の時間が少々あることを伝えておくなど。TLCのコンピテンシーでは「落ち着き」「バランス」「対人知性」「一貫性」「勇気ある本質」に繋がる。

集団行動の文化に根ざすもの:
少なくとも私の年代は、小学校時代から、目上の人を敬い、お行儀よく聞き、集団行動を乱さないことを教わってきた。他者に尊敬の態度で接し、周囲に意識を向け、他人に迷惑をかけない、という文化はぜひ世界の人にも伝えていきたい、誇れるものだ。

一方で、変えていきたいことがある。

集団の中ではたとえ違和感を感じても異を唱えず、相手のいないところで批判する人も散見されることだ(「自己防衛」、特に「批判」)。集団の中で目上の人がいると発言を控える人も多い。上位者が下位者操作的に関わり、下位者は上位者に依存的になる。
これは、日本の人に限った事ではないと思うが、日本の組織でもよく遭遇する。
相手に直接思った事を伝えないことで、その場での緊張を無意識に恐れ避けている。代償として根底の信頼は損なわれる。人を信じることが難しくなり言語化されない不安感や恐れが生まれる。純粋にビジョンに向けてエネルギーを使えず、無駄も増える。

不安や恐れから起こる行動はキーガンのレベル3、TLCではリアクティブのオペレーションシステムに起因する。自分では他のやり方を知らずにやっていることなので、他人からのフィードバックがなければ自覚することは難しい。組織全体にその風土が蔓延している場合、「会社というものはこうだから仕方ない」などという組織の思い込みが強まっていく。
せっかくの強みを、余計なことに使わずに、より大切なことに活かしていけば(キーガンのレベル4。TLCの「クリエイティブ」)組織にも世の中にも、自分にも嬉しいインパクトを生み出せるのに、もったいない!

これまでと異なる行動を始めるのはなかなか容易ではないが、今の自分を自覚し、しばし立ち止まり、本当はどんな組織を創りたいのか、どんな自分でありたいのか。
人間や組織は、自分の姿を自覚すれば、在りたい姿を選択することができる。そのために自分のリソースを活かせばいい。

LCP(リーダーシップ・サークル・プロファイル)やLCS(リーダーシップ・カルチャー・サーベイ)は、そこに気づかせてくれる鏡とも言える。

TLCジャパン
井上 奈緒