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今日のセッションから/自己防衛 | 【ザ・リーダーシップ・サークル】リアクティブからクリエイティブへ
リーダーシップの旅

今日のセッションから/自己防衛

今日のクライアントは、大企業のエグゼクティブです。
社内でも実力派。冷静に物事を見る目と結果を出す力にご自分でも自信があり、「会社の現状を打破できるのは自分しかいない」と自他共に認めています。たしかに結果を出していますので、周囲は彼に対して直接は何も言えませんが、LCPで彼のリーダーシップのインパクトを見てみると、心理的な隔たり、批判、傲慢が色濃く出ています。

自分では、自分のことを当然のごとくクリエイティブなリーダーシップを発揮している、と自己評価していたこともあり、LCPの結果に納得がいきません。LCPを見て、「やっぱり彼らは僕のやっていることを理解していない」と、自分にフィードバックをしてくれた人たちへの批判がセッションの中でも始まっています。
一方で、もともと望む結果を手にすることへの意欲は人一倍あり、どうすればいいかについては真剣に考えたい、というスタンスです。

クライアントの「私にどうしろというのか」という、語気に苛立ちを含んだ質問に対して、コーチは「必ずそこに帰ってくるので、少しの間、他のことを聞かせていただいてもいいですか」と、穏やかに、クライアントの人生に大きな影響を与えた出来事や、日々の仕事の中でクライアント自身の内面で起きていることに焦点をあてていきます。そんなやりとりから、クライアントは、自分でも無自覚だった、ある思い込みが自分の中にあることに気づきます。

「他者より優れていなければ、自分には存在価値がない。」

幼いころ受け取った父親からの言葉と、新入社員時代の苦い体験から、クライアントがその内面で育んできた思い込みです。もちろん、この思い込みがあったからこそ、クライアントの今があるわけです。この思い込みが悪いというわけではありません。ただ、この思い込みが、クライアントの、クリエイティブなリーダーシップの発揮を阻害しているのは明らかなようです。

無自覚な思い込みに気づくことができれば、その思い込みを今後も使い続けるのか、或いは手放すのかを選択することができます。
クライアントは、この思い込みを手放すことにしました。なぜなら、彼が今もっとも大切にしたいことは、自分自身の存在価値を周囲に証明することではなく、現状を打破し望む方向に会社を変革することだ、ということを、コーチとのやりとりの中で再確認したからです。

「さて、そうだとすると、何から着手していきましょうか。」
コーチの問いかけに、クライアントがにこやかに応えます。
「僕の頭の中にある‘変革のマスタープラン’の全貌を数枚のチャートに書き出してみて、それをもとに幹部の皆と話し合ってみます。そうすることで、こちらが何を考えているのかを共有できますからね。」

「いいですね~。で、念のために確認しますが、それは何のためですか?」
と、さらりとコーチに尋ねられて、クライアントはニヤリとしながら、
「わかっていますよ。決して自分が優れていることを自慢するためではありません。会社の変革を加速するためです。もちろん、僕自身のイライラの緩和も期待していますけどねw」

こうして和やかにセッションは終了し、また一つ、人がそれぞれ本来的に備えている力を活かすクリエイティブなリーダーシップの発揮が始まりました。

これはフィクションです。

                                  TLCジャパン
島村 剛